革の種類①「牛・馬・羊・山羊(ヤギ)・豚・鹿」

 

革の種類

革の種類を紹介していこうかと思います。

「革の種類が多くて何がなんだか分からない。」

っと思われる方が多いと思います。

多く流通している革から紹介していきます。



革と言えば牛をイメージするのではないでしょうか?

実際に最も使われていますよね。

牛革は種類が多いので、表にしてみました。

では1つ1つ見比べていきましょう。

まずは生後1年以内の仔牛から。

  1. ベビーカーフ
  2. カーフ
  3. キップ

の3種類です。

  ベビーカーフ カーフ キップ
生後 3ヶ月以内 3ヶ月から6ヶ月以内 6ヶ月から1年以内
柔らかさ 最も柔らかい 非常に柔らかい 柔らかい
キメ細かさ 最も細かい 非常に細かい 細かい
薄さ 最も薄い 非常に薄い 若干薄い
傷の少なさ 最も少ない 非常に少ない 少ない
価値 最高級 高級 高級

若ければ若いほど柔らかく、高価になっていってます。

若いほど希少価値が高いため、なかなか手に入りません。

希少価値が高い「ベビーカーフ」はあまり出回っていないため、

製品化されている商品を見ることが少ないと思います。

生後1年以内までの革は小型の革というなので「スキン」と呼ばれています。

例えば「カーフスキン」という具合に呼ばれています。

次に大人の牛の皮を見比べていきましょう。

  1. ステア
  2. カウ
  3. ブル

の3種類です。

  ステア カウ ブル
生後 2年以上 2年以上 3年以上
柔らかさ しっかり ステアより柔らかい 硬い
キメ細かさ キップに近い ステアより細かい 粗い
薄さ 厚い 厚い 非常に厚い
傷の少なさ 少ない 少ない 多め
価値 普通 普通 普通
特徴 去勢済みのオス 出産済みのメス 繁殖用のオス

ちなみに大人の革は大型の革なので「ハイド」と呼ばれています。

ステアならば「ステアハイド」と呼ばれています。

気になるのが、「特徴」のところでしょう。

ステアの場合、

「なぜ去勢済みのオスなの?」っと思うかもしれません。

食肉用に育てられ、その品質を保つために去勢をします。

去勢をされていない場合、牛肉に臭みが残ります。

食肉用として世の中で最も出回っているため、

最も出回っている革とも言われています。

ちなみに生後3ヶ月~6ヶ月に去勢をされます。

カウハイドの場合出産を経験しているため、

腹部の皮が伸びており、若干粗いという特徴があります。

そして、ブルハイドは繁殖用のオスのため気性が荒く革に傷がつきます。

そのため、革があつく傷が多いという特徴があります。

「コードバン」という言葉をお店やネットショッピングで良く見るでしょう。

馬革の事です。

「革の王様」「革のダイヤモンド」とも言われています。

「どうして高いの?」っと聞かれることがあります。

コードバンとは馬のお尻の部分を指します。

馬のお尻の部分しか使わないので、希少価値が高いのです。

そして、このお尻の部分がスゴいのです。

  1. 繊維が非常に細かい
  2. 牛革より丈夫
  3. 光沢がスゴイ

あと、馬革を加工する工場(タンナー)が非常に少ない事から、希少価値が高くなっています。

個人的に好きな革です。

キメが細かく、柔らかい、そして、肌に吸い付くようにしっとり感があるのが特徴です。

生後1年未満の羊革がラムスキン、1年以上がシープスキンと言われています。

ラムスキンに関しては革では無いかのように感じるほどしっとりとして柔らかいです。

山羊(ヤギ)

個人的に最も好きな革です。

ゴートスキンと呼ばれています。

私のショッピング用のホームページではゴールド加工の革を扱っていますが、

このゴートスキンをメインに扱っています。

ゴールド加工した革はほとんどの場合、短期間でハガれてしまう事が多いのですが。

不思議とこの摩擦に強いゴートスキンは劣化が非常に少ないのです。

数年使っていてもあまり色落ちしていません。

そして、薄いのにカウハイド(牛革)よりも丈夫で、さわり心地もソフトでしなやかなのです。

弊社でも牛革を扱っていたときよりも、リピーターやプレゼントで買われる方が多いです。

ただ、この革の認知度が低いのが残念です。。

国内で唯一、飼育から革の製造までしている革です。

牛革より摩擦に強く、通気性に優れています。

毛穴が「」のように並んでいるのが特徴です。

「豚革」という言葉はあまり聞きなれないでしょうが、

様々な加工ができるため世界的にも使われている革です。

鹿

日本でもっとも古くから使われている革です。

あまりカバンなどの商品として見る事は少ないかもしれません。

表面に若干のもろさがあるため、製品化されているものは少ないかもしれません。

水分をよく吸収しますが、硬くなりません。

水洗いも出来る点をいかして、カメラのレンズ拭きなどの汚れ拭きなどに使われています。

伸びても戻る特性をいかして、革ひもとして扱われています。

まとめ

皆さんがよく目にするのは牛・馬・羊でしょう。

生産性が高く、使いやすく、そして、手に馴染みやすい素材です。

どの革がいいというよりも、希少性により値段が変わってきます。

なので、気に入った革を使えば全く問題ありません。

次回の記事ではワニやヘビなど、エキゾチックレザーについて書いていきます。

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