【簡単】ブランドを立ち上げる【新しいブランド】
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簡単にブランドを立ち上げる。
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「自分だけで。」「友達といっしょに。」
「こんなのあったらいいな。」
など色んな理由で自分のブランド、もしくはアイテムを作ろうと思ったことがあるかと思います。
そこで大きく分けて2つの悩みがあります。
「ブランドの立ち上げって難しいの?」
「自社ブランドで生きていけるの?」→こちらは別で書かせて頂きます。
をお話しさせて頂きます。
こちらでは「自分で作る技術はないけど、ブランドを作ってみたい。」という方向けに書いています。
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ブランドの立ち上げは簡単。
ブランドの立ち上げ自体は簡単です。
ここではバッグ、財布などを専門的に扱ってきた私の背景から書かせて頂きます。
「ブランドって?」と大きな事を考えてしまうかもしれませんが、
「自分が好きな物を、好きなように作る。」
これだけで十分なのです。っというよりもこれがブランドの基本です。
どんな有名ブランドでもこのコンセプトは同じです。
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どうやって商品を作るの?
方法は4つあります。
①自分で制作する。
②専門学校に入学する。
③業者さまに依頼する。
④海外で制作する。
①自分で制作する。
ご自分で制作できる方は素材を見つけるだけで、もうブランドを立ち上げられます。
あとはご自身のブランドネームやロゴを決めて、開業届を出せば終わりです。
お店に置いたり楽天やアマゾン、ミンネなど発信する場所は国内外に沢山あるので、
あとは販売と集客をするだけです。
ちなみに開業届は「これ本当に意味あるの?」っというくらい簡単な用紙です。
②専門学校に入学する。
まだ技術がない方にとっては選択肢の一つです。
しかし、「簡単にブランドを立ち上げる」がテーマなので、今回はこちらの解説は省いていきます。
③業者さまに依頼する。
ブランドの立ち上げで技術がないことを不安に思われる方々は安心して下さい。
ほとんどの方はご自身で商品を制作する技術がないため、業者さまに依頼をします。
しかし、初期投資が高いのです。革製品を国内で作る場合1商品に50万円近くは必要になります。
型紙の制作からサンプル制作、そして、最低ロットなどの費用が高いためです。
最低ロットというのは「最低でも〇〇個は注文して下さい。」という契約です。
1種類のアイテムにつき最低ロットがつきます。
昔は最低ロットが50~100個単位でしたが、最近は10個からの業者さまもあります。
最低ロットが少ないところはデザインの自由度が低い場合があります。
④海外で制作する。
ここからいきなり自己紹介になりますが、
今回は営業ではありません。むしろ正反対の事をお書きしていくのでご安心ください。
私の仕事は主に革製品を
①ブランドさんやメーカーさんからサンプルをもらい、
②インドネシアの工場で製品を作り、
③ブランドさんやメーカーさんに製品を納めています。
こういう自己紹介をすると皆さまは「海外で作る場合はやっぱり日本の業者さんに頼んだ方がいいの?」と感じてしまいます。
いいえ、海外こそ日本の業者さまを通さずに商品が作りやすいのです。
私のような業種に依頼しなくともご自身で商品を作れるのです。
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海外旅行ついでに職人さんを見つける。
これなんです。意外と皆さんに知られていない方法がこれなんです。
これができたらもう日本の業者さんを通さず、直接自分で職人さんと話してサンプル代も最低ロットも少なく作れます。
旅費の事を考えるならば、最近では数泊する事を考えると国内旅行より海外旅行の方が安いという現象が起きていますよね。
数泊の間に本当に職人さんがすぐ見つかるの?っと思うかもしれません。
例えばバリ島。バリ島には世界中の観光客とバイヤーさんが集まります。
そのため、そこら中に「小規模」でやっている職人さんがいます。
この「小規模」が大切で、大きな規模になると最低ロットが数十個単位になります。
「小規模」な所だと1から5個単位でやってくれます。
一般の方でもサンプル写真を見せたり渡したりしたら最速で翌日には商品ができます。
東南アジアではそういった職人さんが多いですよね。
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どうやって職人さんを見つけるの?
これもとても簡単です。
観光ガイドさんに聞けばいいのです。
事前に連絡をしておけば2泊3日でも数人の職人さんを紹介してくれます。
紹介する事を専門にしている日本の業者さんもいますが、商品を作るときに20%近く日本の業者さんに手数料を取られます。
業者さんではない観光ガイドさんでも横のつながりが広いので結構色々教えてくれます。
「下請けの下請け」ではありますが、ハイブランドの制作に関わっている職人さんもいます。
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商品を作ってもらうときのコツ
向こうでは見積書や請求書はありますが、契約書というものはありません。
契約書の例えで言えば、「悪いクオリティにはお金を払わない」などの細かいやり取りがありません。
納得した出来栄えの商品の写真や、ダメな例の写真を細かく撮って書面にして渡すことが大事です。
文字よりも写真で分かるようにした方が良いです。
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良い質は続かない
取引が続き商品も作り続けるとどうしても質が落ちてきます。
最初に作られたものが一番質がよかったりするんです。
もしかしたらサンプルが一番良いクオリティだったりします。
理由としては職人さんたちは「良い仕事が欲しい」ためです。
日本などからのお客さまは少し良い利益が得られます。なので、「良い仕事なのです。」
仕事をもらうために最初の方は良いクオリティで作りますが、次第に手を抜く場合があります。
なので、最初の納得した出来栄えの商品の写真を細かく撮り、
「これ以下のクオリティにはお金を払わない」ことを写真付きの書面が取引のカギになってきます。
同じ書面を作り、お互いの署名をすることもあります。
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日本で商品をどうやって確認する?
日本にいながらどうやって商品を確認するの?
10年以上前は海外とのやり取りの通信費だけで月に15万円近くしました。
何よりも通信速度が以上に重くて、写真すら開けない状況でした。
しかし、現在は通信速度が速い上に、ラインやスカイプなど無料のアプリがたくさんあります。
商品の写真を高画質で確認でき、動画で商品を様々な角度で確認ができるようになっています。
ご存じの通り全て無料でできます。
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売り上げが大きくなれば工場へ
売り上げが上がってきますと、大きな工場へ生産場所を変えることもできます。
いくつかの種類の商品を「小規模」な職人さんの工房で作り、よく売れる商品が出だしたら
その商品を「大規模」で沢山の職人さんがいる工場へ生産を移すことも良いです。
最低ロットはかなり大きくなりますが、一つ当たりのアイテムの生産価格は低く抑えられます。
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英語は必要?
中学英語程度で大丈夫です。もしくはグーグル翻訳でも大丈夫です。
英語よりも大切なのは「イメージを分かりやすく伝えられるか」ということです。
言葉で細かいニュアンスを伝えるのはかなり難しいのです。
もちろん説明は英語になりますが、簡単な英語でいいのです。
なによりも思い描くイメージが伝わるかが大切になります。
「この写真のこの部分の色をコレに変えて」「この写真のこの部品をマグネットに変えて」など
分かりやすい書面にして残す事が大切です。
言葉よりイメージ図が圧倒的に必要なツールになります。
これを怠るとイメージ通りの商品が作られる可能性が低くなります。
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お金はどうやって払うの?
銀行からの海外送金が主になります。
たまにクレジットカードでも良い職人さんもいますが、かなり少ないです。
海外送金についてはこちらのサイトをご覧ください。
送金手数料など、様々な側面で銀行を比べています。
海外送金初心者の頃は楽天銀行を使っていました。とにかく簡単だったので。
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どのタイミングで払うの?
主に2パターンあります。
①前払いで半額払う。
②最初に全額払う。
取引が浅い場合はこの二つです。
信頼関係ができれば、製品が完成してから払う事もできます。
昔は送金するだけで7,000円も手数料取られたりが普通でした。
現在は安いし、手続きが早いの特徴です。
以前は相手の口座に届くまでに数日かかったりして、相手に「本当に送金したのか」と疑われることもありました。
現在では翌日には送金されています。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
意外とお金もかからずに商品を作れる事がお分かりになられたと思います。
今回は私の経験から書かせて頂きました。
様々な新しいブランドの立ち上げのお手伝いをして感じたのは、
ブランドを作る事で大切なのは「しっかり自分が楽しむこと。」です。
売れるかどうかだけでブランドを作ると結局、普通のブランドになってしまいます。
普通というのは「価格競争」に巻き込まれやすいブランドとなってしまいがちなんです。
利益優先になると相手の事ばかり考えて商品を制作しがちで、自分の思いが薄い商品になります。
ここから先は次回に詳しく書きますが、オリジナルの商品を作ることも大切ですが、
それ以上に相手に伝える表現力が大切になります。
思い入れのある商品ほど、販売するときに強い思いでお客様に思いを届けることができます。
極端な事をいいますと、見た目は普通でもいいのです。
「自分でアイデアを出し、制作にも関わった。そして、形となった。」
それだけでブランドになります。
ブランドを立ち上げるということはたったこれだけの事なんです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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